09 | 2017/10 | 11

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エウレカ全話見終わったわけだが… 

いまさらながらエウレカ全話鑑賞。
今まで手を出さなかったのは、自分の周囲の信頼できるボンクラ筋の評価が高くなかったため。
前半はその評価そのままの感想を自分も持ったため、断念しようかとも思ったが中盤辺りから面白くなるという話を聞いたのでスローペースで観続けていたのだが、確かに中盤から話はようやく回りだしたので一安心。
最後まで観たら印象は大分よくなったかな?が、手放しで肯定は出来ないかな~。

色々ネットの評価を調べてみたが、この人の評価が自分と最も近く感じた。
http://homepage3.nifty.com/mana/new-eva13.html

ガンダムしかり、エヴァしかり、聖典となるアニメには核がある。
監督の「これを吐き出すことが俺が生まれて来た意味なんだ!!」という叫びが聞こえてきそうなほどの想い。
実はこの2作品は両方ともいびつな部分を持った作品である。が、そのいびつな部分は製作者の思い込みが過剰に詰め込まれたため、既成の枠をはみ出てしまった結果である。
それが観るものの目に美しく映る。優等生な作品からは生まれない感動を生み出す。

それが観たいからアニメを観るんだよ俺たちは。

エウレカはこれらの作品と比べると軽い。キャラデザイン良し、作画良し、音楽良し、コンセプトもそこそこキッチリ作ってるのに…もったいない。色んなサブカル弄りもここがしっかりしてないから「で?」って感じに終わってしまってるんだよな~。

あと前半の話の重さはレントンとホランドっていう二人の、人間的に未成熟な主役キャラを据えてしまったことによるものだと思う。
前半はひたすらこの二人がエゴをぶつけ合ってるだけ。タチが悪いことにホランドはゲッコーステイトのリーダーなんで、ストッパーになる人間がいない。
こういうキャラは、清濁併せ呑む器量を持った…もしくは擦れたスノッブキャラを横に置くことで格段に活きて来ると思うんだが、そういった役目を持ったキャラであるチャールズが出てくるのは25話…長いっつーの(-_-;)
それまでの間、ガキが現実見ないで青臭い理想論をギャーギャー喚いてるだけの展開を我慢した俺はえらいと思うわ。

あと知的生命体が許容量を超えると宇宙が裂けるうんぬんの設定も、ちょっとご都合主義すぎに感じたな~。コーラリアンを人間に敵対する生命体にしたくなかったんだろうねたぶん。
でもここはもうちょい練らないと、「地球を汚す人間たちを排除する生命体っていうステレオタイプのイメージを回避するために作りました」感が強すぎないかね?


とはいえ、ここまで色々ダメなところを言ってきたが、決して観る価値のない作品ではない。
仏教思想をそこかしこに散りばめて、キリスト教ごっこのエヴァに対抗した世界観を構築する作戦は大方成功してると思うし(なんか中途半端にイスラム教イメージも混ざってるのがムカつくんだけどね。イスラム教と仏教って教義全然違うだろ!)。
で、そのイメージに合わせる音楽にテクノを持ってきたのは正解。60年代だったらサイケロックだろうが、仏教とヒッピーイメージは相性いいからね。

一番評価すべき点はこのアニメについて語りたくなる気にしてもらえたことだろう。批判的意見だろうがなんだろうがやっぱり何か一言いいたくなるんだよなあ。ボンクラ仲間と「エウレカはさあ…」みたいな話をして、一晩語り明かせるだけの放っておけない何かをコイツは持ってる。これは志が低い作品にはできない芸当だと俺は思うよ。

というわけで自分の感想はこんなですが…「Richてめえ全然わかってねえよ!!!」みたいな超肯定的な意見とかも聞いてみたいもんですな。エウレカ信者の訪問をお待ちしてます(・∀・)/
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