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11 | 2018/12 | 01

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RAMBO 最後の戦場感想 

ただいま絶賛風邪中でございます。

で、最近サボってた映画鑑賞をひたすらする毎日を送ってるわけですが、その中の一本の俺なりの見方を書いておこうと思う。
最近観た映画は良作揃いで、ただいい映画を取り上げるだけならどれでも良かったんですが、敢えてこいつを選んだのはネットの評価が酷すぎるから。
これは褒めてる意見も含めて。あまりにもレベルが低すぎる。この映画ってそれだけの映画じゃないでしょうと。ちょっと応援したくなったので、これを取り上げてみた。


まずネットの評価のネガティブな意見で目立つのは、
・尺が短い
・ゆえに内容が薄い
・残酷描写が凄いけど必要あるの?

まずね、映画って長ければいいってもんじゃないでしょ?
どんなに尺が長い映画だって突き詰めればテーマはシンプルなもん。ごちゃごちゃ色々なテーマを語ろうとしてる映画ほど、結局何も伝わらないって結果になってるのが殆どだよ?

内容薄いか?
ポジティブ評価はランボーのアクションがカッコよくてスカッとしたってのがあるけど、これは人殺し称賛映画ではないと思うよ。

残酷描写は絶対必要です!
それがあるからこの映画のテーマがハッキリしてくるんであって、ここで手を抜いてひたすらカッコいいアクション並べたらそれこそ戦争称賛映画になってしまう。
それはこの映画のテーマではないと思う。で、俺がこの映画のテーマを俺なりに解釈したのはこう。

戦争に勝者はいない

これしかないと思うんだよね。


ストーリーはビルマにボランティアに行った牧師協会のボランティアが、政府軍につかまる。
それをランボー+傭兵部隊が助けに行くという内容。

ランボーは最初ボランティアの人間をビルマに連れていくことを拒否します。
しかし中の女性に説得させられて連れてく描写があって初めは「SEXが動機かよ」と思って白けたんですが、この後のシーンで自分が、その女性を連れてった理由を納得させられたのがこんな描写。

傭兵チームが現地に着いて敵の数が100人ぐらいいることを知り撤退しようとしたとき、リーダー格の傭兵に弓を突きつけながら「こんなところにいたい奴はいない。だが俺たちのような男の仕事はここにある。ムダに生きるか、何かのために死ぬか、お前が決めろ」っていう場面があるんですよ。
これは俺はそのボランティアの女性の助けをした理由でもあると思うんですよね。その女性の信念にランボーが「何かのために死ぬ」心意気を感じたから手助けしたんだろうと。

で、後半ランボーが例によって超人的な活躍で彼らを助けるんですが、ここのシーンも必要以上にカッコよく録られてない。
かなり抑えた演出で淡々と虐殺が繰り広げられます。
これも俺は意味があると思っていて、ここでランボーをカッコよく録り過ぎて、2とか3みたいな「ランボーいればオールOK」みたいな雰囲気になって欲しくなかったんじゃないかと。
確かにランボーは目的は果たすけど、結局紛争はなくなってないしエンディングもハッピーともバッドともいえない終わり方をします。
そういう一種の無常観見たいなものが、今のアメリカの気分に合ってるんじゃないかと。

ランボーってホントにその時代のアメリカを象徴するキャラで、ベトナム戦争直後のアメリカが初代、イケイケな時のアメリカが2・3、今回のランボーも今のアメリカを凄く象徴してると思う。
「俺たちベトナム行ってイラク行って散々人の国にちょっかい出したけど、結局世界って一ミリも良くなってないよね~」という。
一時的に勝ったように見えても、結局は民族丸ごと消滅させる以外に方法がない殺戮の連鎖に繋がっていく。
それは今のアメリカが身を持って体感してることと同じでしょう。

で、俺が特に今作を好きな理由がここにあって、このスタローンて人は負けてる姿が物凄くリアルなんですよ!
初代のロッキーしかり、ランボーしかり、頑張ったけど届かず負けたみたいな内容の作品の魅力はみんなも知ってるでしょ?
更に今作は年をとったから出せる無常観が加わっていて、なんかランボーが運命とかそういうものを受け入れた人間の重みみたいなものを漂わせてるように感じられるんだよね。
それはもう演技とかってレベルじゃなくてスタローンて人間の重みのように感じた。

映画ファンならご存知の通り演技の幅は広い人じゃないから、スタローンは無口で不器用な人間に描かれてる時が一番いい。周りの人間が動いてストーリーを転がしていくって作品がこの人の魅力を最大限に引き出せる。
そういう意味で周りのキャラの性格付けも的確だと思う。



まあ惚れた弱みの贔屓目の部分も過剰にあると思うけど(笑)
こういう解釈もあるよって感じです。
少なくとも俺は未だにマトリックスのパクリを恥ずかしげもなく繰り広げる、中身スカスカのアクション映画より数倍満足できた。
残酷描写はホントに手加減ナシなんで、そこらへんが許容できる人なら見る価値あると思います。
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